葬儀式関連用語と解説

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くもつ(供物)

死者の霊前に供えるもの。生花、供物用の造花、花輪、菓子、果物、線香、ローソクなど。花や果物籠には黒いリボンを付け、名刺か小さな紙片に名前を記してそえておく。菓子折、線香は白い紙で包み、黒白の水引で結ぶ。または、不祝儀用の「のし紙」を包装紙の上にかけてもよい。キリスト教では花は生花しか使わない。そのさい花に代えて金を贈る場合には「御花料」とする。供物はなるだけ早目に、通夜か葬儀の前に届ける方がよい。

参考文献:「葬儀大事典」(鎌倉新書)  | yeohoo |