葬儀式関連用語と解説

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どそうとかそうのきげん(土葬と火葬の起源)

古代の人たちは、人間は死んでも魂は永久に滅びないと信じて疑わなかった。そして人間の肉体が腐らない間は、霊魂は肉体から離れないものであると信じられて、死者を葬るのに土葬を行っていた。土葬をすることによって死んでいてもその人の霊は長くとどまり離れないという考えからであって、上流階級では器具などの副葬品を埋めたり、妻妾(めかけ)、奴僕など殉死させて生埋めにしていた。のちになって肉体が早く消滅すればそれだけ早く霊魂は遊離して本源に帰るという考えが起きた。そして火葬することによって浄化できると信じられて火葬が起きた。

参考文献:「葬儀大事典」(鎌倉新書)  | yeohoo |