えいだいくよう(永代供養)
死者への供養をする施主が遠方へ行ったり、死に絶えたりした場合に、菩提寺が代理で永久的に法要をいとなむしきたり。最近では、施主の子供が外国に移住したり、核家族化の傾向が強かったりで、永代供養の申込みは増加している。 永代供養料は、寺によって差があるが、50万円、100万円などのまとまった金額を寺に渡すと、寺では、それを記録し、施主名義の信託預金にするなりして、必要な時まで供養してくれる。三回忌か七回忌に、永代供養を申し込む場合が多い。なお、永代供養を申し込んでも、施主がいる間は、ふつうの法要をいとなむべきである。
参考文献:「葬儀大事典」(鎌倉新書) | yeohoo |